梅酒

たまちゃんは毎日毎日、
よくここまで私を不快にするもんだと、
呆れる日々。
エピソードは絶え間なく生まれるのだけど、
時間がなくてここに書けないのが悔しい。

今まではたまちゃんと言えば『騒々しい人』だったのだけど、
最近思うのは『無駄の多い人』

頭悪いなと思うのは、そこにあるのかもしれません。

たまちゃん「漬ける」のが好きです。
梅干、しょうが、らっきょう・・・・。
食べているところをあまり見たことがない上、
あの瓶って重くて大きくて邪魔なのよね。
それがダイニングテーブルの上や、下、食器棚の前に置いてあるのは非常に不快です。

先日はあんず、昨日は梅が置いてありました。
せっかく片付けたスペースに、またあの重い瓶が置かれるわけです。
どうしてダイニングテーブルの上に置くのですか？
ここはご飯を食べるテーブルです。
納戸ではありません。

昨日、たまちゃん不在時、義弟ファミリーが来た。
漬ける前の梅を見て「これは？」と私に聞く。
「お義母さんよ。梅干し漬けるんじゃない？お義母さん、お酒飲まんし」

それから義弟が帰る時、ちょうど帰って来たたまちゃん。
梅の話になる。
どうやら「梅酒」を作るらしい。

「梅酒持って帰る？前作ったやつがあるんよ。」とたまちゃん。
おーーおーーーー邪魔だ、持って帰ってくれ！と思うと同時に
「え？飲みもしない梅酒を作るの？」と体が震える。

「誰も飲まんのなら」と義弟。
「持って帰りんさい」と答えになっていないたまちゃん。
「誰も飲まんのならもらうけど」と再び弟。
「また作るし」とたまちゃん。

仕方なく、言ってやりました。
「誰も飲まんけ」と。

その後、義弟が私を見てニヤリ。
「言っちゃったねー」って顔して。

たまちゃんは自分さえも飲まない梅酒を作るため、
梅とホワイトリカーを買って来る。

無駄。なんて無駄。